口臭の主な原因は、舌苔の付着と睡眠不足!

口臭について

皆さんは、自分の口臭や他人の口臭が気になったことはありませんか?

朝起きた時、会話をしているとき、臭いの強い食べ物を食べた時など様々なタイミングで、ふと気になった事があったかもしれません。

今回は口臭がなぜ発生してしまうのか?どうしたら予防できるのか?という事についてまとめていきたいと思います。

臭いの元となるもの

口臭の原因となる物質は「揮発性硫黄化合物」です。

これは、卵や生ごみ魚などが腐った時に発生する、生臭くて嫌な匂いがするガスに含まれています。

想像してだけでも、うわぁ…と思ってしまいますが、主な発生原因はほとんどが口の中にあります。

口臭の原因

口臭の原因は「虫歯」や「歯周病」もありますが、「舌苔」の付着が主な原因と言われています。

「舌苔」とは、口の中の古くなった粘膜や食べカス、様々な細菌が舌の凸凹した面に付着し、鏡で見ると表面が白くなって付着しているものを指します。

ストレスや口呼吸、唾液の分泌量の低下などが付着する原因とされており、舌ブラシなどで舌苔を除去することで、これに伴う原因を改善することが出来ます。

きれいに舌苔を取ろうとして一生懸命になり、舌の表面を傷つけてしまわないように気を付けてくださいね!

口臭には、朝起きた時や緊張した時に気になるなど、ストレスやホルモンバランスの変化のせいで発生する口臭もあります。

皆さんは、今まで朝起きた時に口の中がネバネバして口臭が強く感じた事などはなかったでしょうか?

これから会議で発表しなくてはならないのに緊張して口の中がカラカラ…。水が飲みたい!

なんて事を経験された方もいらっしゃると思います。

人はストレスを受けると唾液の量が減り、口の中が乾燥して臭いも強くなります。

また、睡眠不足にも気をつけなくてはいけません。

睡眠時間が短いと唾液の分泌量を減らし、免疫機能が低下するので生活習慣を改善し規則正しい生活を心がけることも大切ですね。

臭いの原因は様々ですが、嗜好品(タバコ)やニンニクなど臭いの強い食べ物、飲酒が原因となり一時的に強く発せられる口臭もあります。

ニンニクが入っている料理はおいしいものが多いですよね…。ラーメン、イタリアンetc.…

私も大好物です!

しかし、これらの臭いは一時的なものなので治療の必要性はありません。

その他、体の病気が原因となる口臭もあり、このうち9割がお口の中に原因があるといわれています。

こちらは原因となる病気を治療し改善することで治すこともできます。

十分な歯ブラシが出来ていないことによる磨き残しや、舌苔の付着、入れ歯の清掃不良、大きな虫歯や歯周病などのお口のトラブルが原因で口臭が発生することもあるので、歯医者さんでの治療やメインテナンス、毎日のお口のケアがとても大切ですね!

以前、私がみさせて頂いていた患者様に、自分の口臭が強いのではないか?周りに迷惑をかけてしまってないか?と心配される方もいらっしゃいましたが、特に強い口臭もなく、お口の中は大変きれいにされておりました。

その方のお話や不安などをよく聞いて、思い込みすぎるのもまたストレスになりますよ。とお話しし、定期的にメインテナンスにいらっしゃっておりました。

心配のし過ぎがストレスとなってしまうこともあるので、気になるかたは、一度口臭外来がある歯医者さんなど専門家に相談してみたら良いと思います。

さいごに

毎日の適切な歯ブラシも大切ですし、定期的な検診も是非受けましょう!

よく胃の調子が悪いから口臭がすると言われたりもしますが、ほとんどの原因がお口の中にあると言われています。

原因を改善することで自信をもち、いつまでも素敵な笑顔でいたいですよね。

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